ハハノオト

働くアラフォーの子育て初心者が、これ良かった!と思ったこと・モノを自分と誰かのために記録するブログ

ゆるゆる オムツ外れ記録

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オムツの外し方、トイレトレーニング。

育児ブログなら書かないわけにはいかないテーマですが、今までなかなか手をつけられずにいました。

その理由は、我が家では「いついつまでに、オムツ外すぞ!」と頑張ったわけではなく、自然な流れに任せて長くゆるゆるとやってきたので、記事にまとめるのが難しかったから。

それでも度々、「トイレトレーニング、どうしてた?」と聞かれることもあり……皆さまにどれだけお役に立つかは未知数ですが、今回は我が子のオムツ外れの記録を綴ります。

 

 

娘のオムツ外れ【 時系列】記録(覚えてる範囲で)

※初期:処理が面倒なおまるは使わず、補助便座のみ利用

  • 1歳7ヶ月頃:自らトイレに座りたがる
  • 2歳5カ月頃:家で初めてトイレでおしっこ成功
  • 3歳4カ月頃:昼オムツ完全卒業、夜はたまに失敗
  • 4歳0ヶ月頃:夜のオムツ完全卒業

1歳後半

娘は1歳半から保育園に通っています。ですから、自分より1つ2つ年上の子どもたちと日常的に接しながら成長してきました。必然的に、年上の子の影響が強く働き、1歳7ヶ月頃から「トイレに行きたい」と自ら言うようになりました。とは言え、基本、オムツに出した後に言うので、形だけトイレに座るのみ。何も出ませんが、それでOKとしてました。

2歳

年上の子の影響で、保育園では自ら「お姉さんパンツ(=普通の布パンツ)はきたい」と言って、知らぬ間に園から借りてはいていることもよくありました。ありがたいことに、保育士さんも、本人がはきたがったらいつでもパンツをはかせてくれました。もちろん失敗ばかりで、お迎えに行くと、よく濡れた服がビニールに入っていました。

保育園との連絡帳を見返していたら、2歳5ヶ月の頃に「初めて家のトイレでおしっこ成功!」との記録ありました。「何も出ないけど座る」から「トイレでおしっこ成功」へのステップアップに、密かに期待して毎日トイレに誘うように意識しましたが、気分がのったときだけ行くのはOKでも、毎日数時間おきに行くとなると、話は違うようで……ここからトイレを習慣にするのにはだいぶ時間がかかりました

家でのトイレ誘導作戦

保育園では年上の子につられてトイレに行けても、家では面倒くさがって頻繁には行ってくれません。

無理強いするとトイレへの抵抗感が強くなるとも聞いたので、無理強いはしないように、でもなるべく数時間おきにトイレに誘うように心がけていました。ですが、ただ「トイレ行かない?」と言っても動かない……。そこで家で試したトイレ誘導作戦が、次の3つです。

  1. シール作戦
  2. しまじろう作戦
  3. ねこの置物アテレコ作戦
1.シール作成

まずはシール作戦。人からいただいた雑誌の付録で、オムツ外しポスター&シールがあったので利用してみました。トイレに行けば必ずシールを貼りたがるのですが、「シールを貼りたいから、トイレへ行く」までの強い効果は発揮せず。どちらかと言うと「何も出なくても、少しトイレに座っててみようか」というシーンに役立った感じです。シールは、トイレに座れたら貼ることにしていました。

2.しまじろう作戦

次は、お下がりでいただいた、しまじろうがトイレを応援してくれるエデュトイを使った作戦。これは本人がトイレに置きたがったので、シールより効果を感じました。が、やはり「トイレに行ったら触る」で、「しまじろうがいるから、トイレに行く」にはならず。

3.ねこの置物アテレコ作成

実は「トイレに行こう!」で一番効果があったのが、ねこの置物アテレコ作戦。我が家のトイレには、私が昔、バリ島土産に買ったねこの置物がいるのですが、これに私がアテレコするのです。

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こちらの2匹です。緑のひもは、鈴を失くしたねこへの娘からの贈り物です。

まず、娘に「ねこズ(と呼んでます)が娘に会いたがってたよ!」「ねこズ、散歩に出かけけちゃってるかもよ!」とテンション高めに話しかけます。お人形遊び、ごっこ遊びをこよなく愛する娘は、たいていノッてきて「ねこズの様子を見に行こう!」となります。あとはトイレで私が「全然来てくれないから、寂しかったニャ〜」「来ないから、どっか遊びに行こうかと思ってたニャ」などと適当にアテレコするのです。娘が大好きな、ごっこ遊びを取り入れたこの作戦が一番効果的にトイレへ誘導できました。(ちなみに、ねこズへのアテレコは今も時々求められます……)

親の心がまえ

正直な気持ちを言ってしまうと、忙しい平日の朝や夜に、すぐ処理しないといけないおもらしシーツや服を洗うのは、負担感ハンパないです。子が見ていないところで大きな溜息のひとつも出てしまいます。

しかも、なぜか娘はトイレを済ませた直後に漏らすことも多々あり、「なぜだー!!」と心の中で叫んだことは数知れず。でも、大人に強く言われると心が折れやすい性格の我が子。ぐっと堪えて、叱らずとがめず、深追いもせず、淡々と受け止めるようにしました。

そのとき親の心がまえとして役立ったのは、「この子はまだ成長過程で、おしっこを溜めておく機能(膀胱)が出来上がっていないだけ」という、当たり前の事実を頭に入れておくこと。気持ちの問題ではなく、身体の発達段階の問題なんです。それなら、しかたないよなぁ〜と思えますよね。

2歳後半 夜間はまだまだオムツ

2歳も終わりが近づくと、トイレに行くことが一応習慣化してきて、日中のオムツはほぼ外れてきました。娘と一緒にお店に行き、自らお気に入りのパンツを選ばせたりして、気持ちも高めました。(ちなみに、服のフィット感が苦手な娘は、パンツもゆるゆる派です。身長は100cm以下なのに、パンツは120とか130とかをはいてました)

日中は順調に進みましたが、就寝中は、成功と失敗が五分五分。まだ睡眠時間分の尿を溜めておけるまで膀胱が発達していないのだろうということと、本人が安心して眠れるように、夜間は無理せずオムツをはいていました。

3歳

3歳を迎えた頃には日中はパンツ&トイレで過ごせ、夜間につけたオムツを翌朝確認しても、おしっこしていないことが多くなりました。

身体的にオムツ完全卒業は近くなっていましたが、この頃になると、ネックなのは気持ちの方でした。寝る前にオムツをはいたら、まだ起きているにも関わらず、面倒だから「今(オムツに)おしっこしていい?」などと言い出す始末。さすがに背中をひと押ししなければならないかな、と思い始めました。

3歳も3カ月を過ぎ、ちょうどコロナの影響でステイホームしなければならない時期だったので、ここでオムツを卒業したい!と考え、初めてモノでつる作戦に出ました。とは言え、柔らかい言い方で「しばらく(1週間くらい)昼も夜もずーっとパンツで過ごせたら、すごいよね。そしたらお母さんは、お祝いにリカちゃんをプレゼントしたいな〜」という、我ながら謎の言い回しでプッシュ。

これ、効果的面でした。リカちゃんを目標に、娘のやる気スイッチが入り、夜もパンツで寝て失敗しない体験を10日ほど重ねた結果、一旦は昼夜ともオムツ卒業できました。

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リカちゃんを迎えてご満悦な娘。

もともとステイホームで退屈していたので、リカちゃんを買ってあげたかったのですが、誕生日もクリスマスも遠く、何かもっともらしい理由を探していたため、ちょうど良かったです。

夜のおもらし再び

順調にオムツ卒業できた!と思っていましたが、1〜2カ月くらい過ぎた頃からまた、就寝中のおもらしが度々出てきました。夏で水分をよく取るし、制限するわけにもいかなかったので、しかたありません。

ベッドで母子いっしょに寝ているので、漏らされると、洗えないベッドマットまで被害が及んで、事後処理がかなり大変でした。

でも、せっかくパンツで寝る習慣になっているので、夜間オムツには戻りたくない……ということで、おねしょ対策を講じることにしました。

まず、赤ちゃんベッド用の小さな防水シーツをひっぱり出してきてひいてみましたが、寝相が悪いため、すぐにどこかにいってしまいました。ネットで見かけた防水ズボンのようなものは、夏にはちょっと暑そうで……。

結局、使う期間は短いと覚悟しつつ、ベッド全体を覆える防水シーツを買いました。夫婦で2台のベッドをくっつけていますが、娘は器用にも2台のベッドの真ん中で漏らすこともあるので、こちらを2枚購入。

このシーツはとても薄く、ネットに入れての洗濯(防水仕様なので、脱水後も水が滴ってくるため干し場までの移動の際は注意)も扱いやすく、乾きやすいのが良かったです。冬場でも、朝干して夜までには乾きました。シャカシャカもいわないし、四隅のゴムも扱いやすかったです。肌触りは、子ども曰く「ざらざらして、気持ちいい〜」とのことです。ざらざらといっても、私には特に嫌な感じではなく、強いていうなら夏向きな質感といえば良いでしょうか。

結果的にこの防水シーツを使った期間は半年程度でしたが、おかげでおねしょにおおらかな気持ちでいることができたので、良い買い物でした。

ちなみにこの時期も、本人が「今日はオムツで寝たい」と言えば尊重しました。やはり失敗すると、何も言わなくても、自分の中でプレッシャーがかかるようです。頃合いを見て、またパンツで寝るのを提案。夜間はパンツとオムツを行きつ戻りつしていました。

4歳

ちょうど4歳を迎えた頃、就寝中のおねしょがなくなりました。結果的に、我が子の場合は、4歳で膀胱などの機能が十分に発達したのだと思います。たまたま娘はジャスト4歳でしたが、当然、個人差があります。どうぞ参考程度にしてください。

まとめ

以上が、我が子のオムツ外れの過程です。保育園がおおらかな方式だった影響が大きく、私自身も「いつかは外れるから大丈夫」と構えていたので、トイレトレをしなければ!と気に病むことはあまりありませんでした。結果的には、

  • トイレ嫌いにならないよう、無理強いはしない
  • 基本は本人の気持ちを優先
  • 失敗しても、叱ったりとがめたりしない
  • 失敗の状況説明も求めず、深追いしない

といったことが、やはり良かったような気がしています。とはいえ、第一子だったり、我が子に真面目に向き合っているお母さんほど、ついつい、よその子と我が子を比べて焦ってしまったりしますよね。その気持ち、私もよーくわかります。

そんなときに一旦冷静になるために効果的だったのは、先に書いたように、失敗してしまうのは、まだその子の身体が出来上がっていないからと言う事実を頭に入れること。実体験から、そう意識することがとても大事だと感じました。

今まさに、オムツ外しでお悩みの方もいるかと思いますが、こんな感じでゆるゆるとやってもいいかもよ、という参考になれば幸いです。子どもの身体の発達は、個人差があります。あまりまわりを気にせず、我が子のペースでゆるゆると、をおすすめします。