24時間365日【無人】レンタルドレス体験レポ
久しぶりに結婚式にお呼ばれしたので、興味のあった24時間365日 無人のレンタルドレスサービスを試してみました！画期的なサービスの体験レポです。
私がレンタルドレスを選ぶ理由
産前、これからガラっと変わる生活に備えて身の回りの整理をする人は少なくないですよね。私も産前に、服の大断捨離をしました。
ライフスタイルや似合うものが変わるタイミングで、ちゃんと取り組んでおいて良かったことのひとつです。でも、大量の服をなるべく譲渡や寄付で手放そうとする労力や、ほとんど着ていない服を捨てる罪悪感……その負担は大きく、この経験はもうこれっきりにしたいものだと痛感しました。
以降は「管理できるだけの数」を心に刻み、服を持つことには慎重になりました。
所有したくない服の最たるものと言えば、結婚式などで数回着るだけのドレス。アラフォーになってからはお呼ばれすること自体も減りましたが、もし次回があれば絶対にレンタルにしようと心に決めていました。そして今回、とうとうその機会が訪れたのです。
私がレンタルドレスサービスに望む条件
私は低身長で、ユニクロではLサイズ以上を選びます。普段着はゆったりしたシルエットが増えている今日この頃ですが、フォーマルなドレスはどうして身体にフィットする作りが多いですよね。ですから、レンタルドレスの最初のハードルは、似合うかどうかよりも、サイズが合うかでした。つまり試着がマストです。
でも、店員さんに声をかけられるのが苦手なため、実店舗には心理的ハードルがありました。
サイズ確認であれこれ試着はしたいけど、対面サービスはなるべく避けたい……と虫のいいことを考えながらネット検索をしていたら、無人レンタルドレスという、私にドンピシャの謳い文句が目に留まりました。それがEmpty Dressyです。
24時間365日 無人！Empty Dressy
Empty Dressyの特長
この画期的なサービスの特長はざっとこんな感じ。
- 平均価格２万円前後のドレスが１週間レンタルで一律3,480円と破格
- 無人店舗は24時間365日利用OK
- 対面接客なしで試着し放題
最大の特徴はやはり、無人であることかなと。手続きも基本はLINEで自動応答で進んでいきます。客は対面接客の煩わしさがなく、店は人件費を管理に集約できるから実現できているサービス。画期的ですよね！
Empty Dressy体験レポ
下見
※注意※ 私が下見で来店したのは移転前です。現在はより駅近に移転し、スペースや試着室などが拡充しています。最新情報は公式サイトをご確認ください。
さっそく利用にあたり、まずは下見をすることにしました。私が細身なら不用でしたが、Lサイズ以上の自覚があるため、着られるサイズで選択肢があるかの確認がしたいのです。万が一、着られるサイズで好みのドレスが見つからなかった場合、他の手段もとれるように、結婚式の１ヶ月前に下見日を設定しました。
下見と言っても、まずは普通のレンタル利用の流れと同じ手順（会員登録や事前決済を含む来店予約）をとります。
来店して試着した結果、利用しないと決めた場合は、キャンセルをして返金を受け、利用したい場合は、本来借りたい日時に日時変更を行うという運びになるようです。下見する場合の注意は以下２点かなと思いました。
下見時の注意点
- キャンセル時にはキャンセル料が発生（2022年3月時点で500円。返金時に差し引かれる）
- ドレスの取り置きは不可
来店予約
詳細は公式サイトを見ていただきたいのですが、手続きは全てLINEにて自動応答で進んでいきます。
LINEで友達追加し、会員登録、来店予約と事前決済をしました。ちなみに公式サイトに初回利用者限定の300円クーポンがあったので利用し、よりお得な3,180円になりました。この値段で1週間レンタルはすごい。
来店時間は本当に24時間選べます！用事終わりの夜遅い時間でも利用できるのはいいですよね。他の人の予約状況も確認できるので、あまり人とかぶらず、ゆっくり試着時間がとれるような日時を選びました。でも、自分が予約した後に他の人が重なる時間帯に予約を入れることは避けられませんので、あしからず。予約状況を見た感じ、やはり週末にかけては結構予約が入ってました。
支払い方法はいくつか選択肢がありましたが、私はAmazon Payをチョイス。支払いをすると、すぐに電子錠の鍵番号が通知されました。
これで下見の来店予約は完了です。
試着（下見）
さて、下見当日。ルール的には利用開始日時から６時間以内に入店となっていますが、他の人のためにもなるべく早めに入室するのが望ましいようです。
ドアの電子錠に、事前に通知された鍵番号を入力すると無事に入室できました。色別にズラッと並んだドレスにテンションが上がります。
最初は誰もいなかったのですが、途中でお一人が試着に、お一人が返却にいらっしゃいました。ドレスが選べるスペースは十分な広さがあったので、他の方がいても思ったよりも気まずさはありませんでした。
せっかくなので普段手に取らないタイプのドレスも含めてたくさん試着してみました。事前にWEBサイトのドレス一覧を見て、あたりはつけていましたが、実際に着てみると、ファスナーが上がらないもの（涙）、好みだけど似合わないもの、逆に期待せずに着てみたらシルエットが良かったものなど様ざまで、やっぱり着ないと分からないわ！と痛感。試着して本当に良かったです。
ドレス以外にも小物（靴・バッグ・ショールやボレロ・コート等）もあり、小物の追加料金1,200円（※2022年3月時点）を支払えば、そちらもレンタルできるそうです。
また、店内には鏡と椅子、ヘアアイロンまで置いてあり、ご自身の道具を持ち込めば軽くヘアメイクもできそうです。
この写真は、移転前の店舗です。
こちらの写真は移転後。ぐんと広くなってドレスも見やすくなっており、試着室も増えていました！
ドレス
ドレスは定番ワンピースだけでなく、パンツドレスなどのバリエーションもあり、ファッションに疎い私でも名前を知っているブランドのものも。それなりのお値段のものが揃っているので、安っぽい感じはありません。
ドレスの状態は、やはりどうしても着用回数が多いために、例えばファスナー部分の生地に痛みがみられたり、付属品のベルトがなかったりするものもありました。でも、メンテナンスされているため、基本的には綺麗で、パッと見で分かるほど悪い状態のものはもちろんありません。また、試着時に自分の目で選ぶので、注意すれば特に問題ないと思いました。
どんなブランドのドレスがあるか、また着用方法にひと癖があるドレスの着方などは、WEBサイトのドレス一覧が参考になりました。
ドレスだけの写真も多いですが、たまにモデルさんの着用画像が載っている場合もあり、イメージの参考になります。
私が心配していたサイズ感ですが、何も考えずに手に取ると、入る・入らないのパターンが五分五分でした。でも、試着を重ねるとだんだん自分に合うサイズ感が分かってくるのと、ウェスト後ろが編み上げになっていてサイズ調整できるデザインなどもあったので、結論としては困りませんでした。
ちなみに大きいサイズコーナーもありましたが、あまり種類が多くはなくて気に入るものがなかったので、そこからは選びませんでした。
着たいと思うもの２〜３着目星がついたので試着を終え、LINEにて予約開始日時の変更手続きをしました。０円で再度決済をするような流れで、結婚式の３日前の日時に再度の来店予約を入れました。たくさん試着したので、気づけば２時間以上経過していました。
再来店 レンタル開始
結婚式の３日前に再来店しました。目星はついているので、15分くらいでピックアップするつもりでしたが……ここに落とし穴が！
誰かが借りてしまったのか、下見で目をつけた本命ドレスが見当たらない！仕方ないので諦めて、またいくつか試着し、結局は本命ドレスの色違いを選びました。
ドレスに縫い付けられたID番号をLINEに打ち込み、レンタル開始。IDはこんな感じでついています。
ドア近くに用意された紙袋に入れて、ドレスを持ち帰りました。
返却
結婚式に参列した３日後にドレスを返却をしに行きました。事情があって後日にしましたが、本来だったら24時間365日営業の利点を活かして、結婚式に参列した帰りにそのま直接、返却に行きたかったです。
電子錠に鍵番号を入力して入り、入口脇の返却ラックにドレスをかけて、LINEで返却完了連絡をして終わり。とても簡単でした。
ちなみに、元払いの配送で返却することも可能だそうです。
まとめ
24時間365日無人の画期的なレンタルドレス、Empty Dressy。このサービスが、おすすめな人、おすすめしない人をまとめるとこんな感じです。
おすすめな人
- それなりの価格のドレスを安く借りたい
- 店員さんの接客が苦手！
- 色々と試着して選びたい
- 東京近郊在宅
- 朝や夜などの時間を活用したい
- レンタル品に抵抗がない
おすすめしない人
- LINEが使えない・使いたくない
- 店員さんに相談して選びたい
- サイズ制約が非常に大きい
- レンタル品に抵抗がある
私は、とっても快適で満足したので、機会があれば是非また利用したい！と思いました。
なお、こちらの記事は2022年3月時点の内容に基づいています。サービス内容は変更になる可能性がありますので、ご利用にあたっては必ず公式サイトの最新情報をご参照くださいね。
