ムーミンの世界を無料で堪能!【トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園】レポ
「ムーミン」はお好きですか?
私はキャラクターものはあまり持ちたくない派なんですが、ムーミン(とマイキー)は別!その昔、学生の頃にトーベ・ヤンソンさんの原画展で心を撃ち抜かれてから、ずっと大好きなんです。
昨年オープンしたムーミンバレーパークに行きたいと思いながらも、結構高いし、長時間の外出が苦手な3歳の娘にはまだ早いかな……と躊躇して、未訪問です。
そこで、まずは同じ飯能にある無料の「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」で、ムーミンの世界を堪能しよう!と、冬の暖かい日に、遊びに行ってきましたのでレポします。
※2020年3月現在:コロナウィルス感染症拡大防止のため、外出は慎重に判断ください。
【トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園】
公式サイト
公園の情報は、センスの良い公式サイトでご確認ください。園内の写真も、正直こちらの方がずっと素敵です。
※コロナウィルス感染症拡大防止のため建物の利用休止があるようです。必ず公式サイトの最新情報を確認し、外出は慎重にご判断ください。
公園レポ
駐車場
市民体育館等と共用の駐車場は、広めで無料(嬉しい)!暖かい日とはいえ、冬の時期。日曜の10時くらいに到着しましたが、かなり空いていました。ちなみに昼過ぎに見たときも、まだ空きがありました。春本番になったら、混むかもしれません。
子ども劇場
公園に入るための坂を上がるとまず、子ども劇場(ホール)や管理室、トイレなどがある建物が目に入ります。この日は特にイベントもなく、人のいないホール内をぶらり。
植物を思わせる曲線の窓デザインが素敵!娘もなんだかテンションが上がり、上着を振り回して小躍り。
こちらでは色々なイベントが開催されるようです。過去には、羽をつけてステッキを持って、妖精に変身するワークショップなんかもあったりしたようで(そんなの、可愛すぎる……!)、機会があればぜひ参加してみたいです。
きのこの家
そして、次に見えてくるのがひときわ目を引く「きのこの家」!
外も素敵なんですが、中もすごく素敵!1階は有機的な曲線で構成された空間で、木のぬくもりもあたたかく……思わず「ここ、住みたい!」と口走っていました。
上の階は、まるで小人のからくり屋敷みたい。小さな娘はこまねずみのように、出たり入ったり、登ったり降りたり、ぐるぐる回ったり……途中から追いかけるのを諦め、見守りました。
幼児だけでなく、小学生(高学年)くらいまで十分楽しめると思います。大人だってわくわくしますから。
娘にはここが一番面白かったようで、朝一番と帰る前、二度にわたって楽しみ、「帰るよー」と言ってもなかなか首を縦にふってくれませんでした。
朝は人が少なかったのですが、昼過ぎには人の密度が高くなったので、「きのこの家」でのびのび遊びまわりたいなら、朝イチに最初に行くのがおすすめです。
※2020年3月現在:コロナウィルス感染症拡大防止のため建物の利用休止があるようです。必ず公式サイトの最新情報を確認し、外出は慎重にご判断ください。
水浴び小屋
大人の私が大喜びしたのはこちら。まさにムーミンの世界!
中にも入れますが、特に面白い仕掛けはなく、基本的には眺めて楽しむスポットかと。この風景、たまりません。はー、素敵……!!
森の家
まっすぐ木が並んだような外観(写真を撮り忘れてしまいました)で、中は資料館になっています。2階には本が少しあります。娘にムーミンの絵本を読んでと言われたので、テーブルについて一緒に読みました。
見晴らし橋
ジブリ作品に出てきそうな橋も素敵。(またまた写真がなく……ぜひ公式サイトで素敵な写真をチェック!)「ゾウを飲み込んだウワバミ」ぽくもある不思議な形。
カフェプイスト
公園内唯一のカフェです。ゆっくり公園の景色を楽しみたくて、テラスでティータイムにしました。妄想すれば、北欧気分。娘にはちょっと難しかった、座るより寝るのに適したイス。
アラビア社の食器も素敵でした。ケーキのお皿は食べ終わるとムーミンが現れて、娘が喜んでいました。
園内にはお弁当を持参している人も多かったので、次は我が家もお弁当を持って行きたいです。
まとめ:幼児には最高の公園
【トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園】は、本当に無料なの!?と何度も口にしたくなるほどクオリティの高い、ムーミンの世界を満喫できる素敵な公園でした。これが20年以上前に建てられたなんて……飯能市、素晴らしい!
ムーミンバレーパークに行くには、まだちょっと年齢的に早いなと思う幼児には、ちょうどいいかも。園内をぐるっと歩いて、建物に入って遊んでも2時間あれば十分。こじんまり感もちょうどいい感じです。
我が家は、絶対リピートすると思います。混むだろうけど、花や緑の美しい時期にまた行きたいな。
おまけ【子どもとムーミンの世界を楽しむ方法】
最後に、我が家での、子どもと一緒のムーミンの楽しみ方をご紹介します。
もともと私が着ていたムーミンTシャツ、部屋に飾っていたムーミンのハンカチで、自然とムーミンに興味と親しみを持っていた娘。こんなものからムーミンの世界に触れさせました。
ムーミンの絵本
2歳になってすぐに、こちらの絵本『ムーミンの ゆびで たどろう!えさがし えほん』を買いました。
指でたどる線には、凹凸の加工があって、年齢が低くても感触で楽しめます。「絵さがし」は、何度もやって場所を覚えてしまってますが、いまだに楽しいようです。
ムーミンのお話はまだ少し難しそうなので、次はこのあたりの絵本かな〜?
ムーミンのアニメ
2019年にNHK BS4Kで放送が始まったムーミンのアニメ。制作はスウェーデンの会社なので本場の雰囲気が漂います。フルCGの瑞々しい美しさは、原画とは違うアニメならではの魅力かもしれません。
我が家は残念ながら4Kは観られないのですが、Eテレで2エピソードだけ放送したものを録画しておいたので、子どもと繰り返し観てます。
ムーミンのハンカチ
額に入れてインテリアとして楽しんでいるムーミンのハンカチは、テキスタイルデザイナーの鈴木マサルさんが手がけたもの。どれも素敵過ぎて、1枚に選び難いので、複数柄持ってます。
ムーミン好き母の野望
ムーミン好きと言いつつも、完全に原画イラストやデザインから入っている私。恥をしのんで正直に言うと、ムーミン童話(小説)は読んだことがないのです。ですから、今後の野望として、娘と一緒に少しずつムーミンの本に触れていき、いずれはムーミン童話も完読したい!というのが小さな野望です。
まずは娘の絵本。ムーミンの絵本はたくさん出ているので、どれから読んだらいいの?というところからスタートです。それはまた別の記事にしたいと思っています。
ちなみに大きな野望は、家族でフィンランド旅行!!行けるのは何(十)年後でしょうか……とりあえず今は、その日を妄想して楽しんでます。