【ダイソー】写真多め!100均シールブックレビュー 他社品比較も
ダイソーでシールブックを購入し、しばらく使用したのでレビューを書きます。
- シールブックは電車移動にピッタリ!?
- ダイソーのシールブックレビュー
- 使用してみた感想
- 親は我慢が必要。子どもの自由な貼り方をみまもって!
- 他のシールブックとの比較
- 意外な使い方 子どもっておもしろい
シールブックは電車移動にピッタリ!?
我が子は1歳からシール好きでしたが、シールブックデビューは2歳になってから。(※対象年齢3歳以上なので注意)
1時間以上の電車移動をしなければならない状況で初めて購入しました。
まず、電車移動て、大変ですよね……親のみなさん、おつかれさまです。
子ども性格にもよりますが、我が子は10分で飽きてしまいます。
飽きたらグズグズ騒ぐか、とにかくお母さんを指定しての「抱っこ、抱っこ!」
もう2歳で抱っこ紐も使えず、体重は12kg超え……母はしんどいです!
幼児を連れての電車移動はなるべく避けたいのが本音ですが、帰省などの事情があると、そうも言っていられません。
電車で騒がないように…そして車内での抱っこの時間を減らしたい一心で、絵本、ぬいぐるみ、お絵描きボード…色々用意してきました。
一番効くのは、やはりお菓子です。でも、移動中ずっとお菓子をあげるのは無理ですよね。
そこでシールブックを渡してみたところ、20分以上は夢中になってくれました。
20分……短いですかね?
たかが20分、されど20分です。
家に帰ってからも毎日遊んでくれたので、我が家では買って良かったものの1つです。
ダイソーのシールブックレビュー
ラインナップ
我が家で購入したのは「どうぶつ」「おかいもの(旧版)」の2冊です。
我が子の動物好き、お買い物好きを考慮して選びました。
でも、この2冊の中があんまりボロボロなので、この記事を書くために「おいしいもの」も追加で買ってきました。まだ子どもには渡していないので綺麗な状態です。
奥付ページの広告をみると、こんなラインナップのようです。(2019年2月時点)
- のりもの
- どうぶつ
- おいしいもの
- どうぶつえん
- おかいもの
- はたらくのりもの
お子さんの興味がありそうなテーマを選ぶと良いかと思います。
規格
サイズ:A5判
巻頭に説明ページ、巻末にちょっとしたワークページ(線つなぎなど)があります。
また、世界各国で売ることを想定しているのか、説明文などは英訳入りです。日本語が難しいご家庭も楽しめていいですよね。小さなお子さんがいる海外の方へのちょっとしたお土産にもいいかも?
場面台紙ページ(シールを貼るページ)
- 片面ページで2場面
- 見開きページで3場面
台紙ページはツルツルなので、シールを貼ったり剥がしたりできるのが特徴です。
シールを貼る「場面」は以下のように色々とバリエーションがありました。
- おかいも:洋服屋・おもちゃと文房具売場・スーパーの売場2種・家電売場
- どうぶつ:自然2種・動物園・海2種
- おいしいもの:お誕生日会・レストラン2種・フードコート・ピクニック
シール
1冊につきシールのページは2ページあります。
ページいっぱいにビッシリとシールが用意されています。
- どうぶつは106枚
- おかいものは146枚
- おいしいものは155枚
100円でこの枚数なら満足感がありますよね。
シール1つ1つは結構小さめです 。1cmくらい~3cmくらいまで幅があります。
小さなシールがたくさんあるので、剥がしてから貼るまでの間にどこかにいってしまうことがたまにありました。赤ちゃんがいるお家は誤飲などに気をつけてくださいね。
(※ダイソーのシールブックには対象年齢3歳以上と書いてありますので、ご家庭に適切か判断してからご使用ください。)
使用してみた感想
子どもはまずシール1つ1つに反応して「これは何?」とか「あ、ライオンだ!」とか言いながら楽しんでいました。
気になったのは、2歳児には「シールを剥がす」のが難しいこと。
小さなシールがビッシリ並んでることもありますが、そもそもシールを剥がすという作業は、案外、繊細さが求められる作業なのだと気付きました。ゆえに手先の訓練に良さそうです。
うまく剥がせずイライラしているようなら「どれがいい?」や「これはペンギンだね〜。貼ってみる?」などと言葉をかけながら、親が剥がして渡してあげるのが良さそうです。
親は我慢が必要。子どもの自由な貼り方をみまもって!
幼児のシールブックへのシールの貼り方は、大胆かつ斬新です。
家電売場に、肉が並んだり。
海の生き物が、木の上に生息したり。
大人はつい「それおかしいよ」とか「ここに貼りなよ」などと口を出してしまいそうになりますが、そこはグッと我慢。
むしろこの時期ならではの常識にとらわれない自由な発想で貼らせてあげましょう。
大人も一緒におもしろがれるといいですよね。
シールブックの使い方にもわざわざ「お子様の発想や創意工夫を尊重して、多少おかしな貼り方でも、自由に貼らせてあげてください。」というメッセージが添えてありました。
他のシールブックとの比較
我が家には人からプレゼントでいただいた別のシールブックもあります。せっかくなので比較してみました。
「はじめてのシールあそび どうぶつ」
- 発行元:銀鳥産業株式会社
- 価格:Amazonでは540円
- サイズ:A5判
- シール:75枚
- 場面台紙:5パターン(片観音のページ・見開きもあり)
もちろんシール台紙はツルツルでシールを貼ったり剥がしたりできます。
ダイソーとの違い1:剥がしやすい工夫「ツメ」
まずシールを剥がしやすいように工夫されてる「ツメ」が特徴的です。
でも、実際にこれが良いかというと、どちらとも言えませんでした。
確かに掴みやすいのですが、子どもがこの「ツメ」を持って引っ張るように剥がそうとすると、シールが破けてしまうことがありました。
ダイソーとの違い2:シールが大きい
1つ1つのシールは大きいです。
小さなシールでも3cmはあり、大きいシールは6cm以上あります。
シールの大きさは、扱いやすさに直結していました。貼る前にどこかに落としてしまうこともなく、貼りやすそうでした。
ダイソーとの違い3:貼り位置ガイドがある
最初の場面ページだけ、どの動物をどこに貼ったら良いのかを示すガイドがあります。
シールと同じ絵柄がピンク色で描かれているので、そこに貼る仕組みです。
これを、貼る位置の目安があって良いととらえるか、自由な発想を邪魔しているととらえるか……人それぞれかと思います。
ダイソーとの違い4:デザインのクオリティが高め!?
デザインについては主観ですが……ダイソーのシールのデザインが全体的に「ゆるい」ので、こちらのシールのクオリティが際立つ感じです。これは好みもありますね。
ダイソーとの違い5:価格
価格は、楽天やAmazonで差があるようですが、だいたい500円前後のようです。
100均のシールブックが5冊買えてしまうので、コスパはあまり良いとは言えません。
ただしシールへの工夫やデザインなど、端々に100円ショップの商品と比べてのクオリティの高さが感じられます。
人へのプレゼントだったら、私はこっちを選ぶかもしれません。
家庭内での使用ならダイソーを選ぶと思いますが。
意外な使い方 子どもっておもしろい
購入してから頻繁にシールブックを楽しんでいる我が子ですが、ある日、私の予想の斜め上をいく使い方をリクエストをしてきました。
我が家では毎晩、寝る前に絵本を読み聞かせています。
絵本は本人が選びます。
そこで「シールブック読んで」と持ってきたのです。
シールブックを「読む」……!?
まさかの発想。
でも、確かに子どもにとっては「絵本」と大差ないのかもしれません。
でも親としては「え……読むの?」と固まります。
もちろん、読みますよ。
「お洋服屋さんにお買い物に行きました。お洋服と掃除機を買いました。あら、うさぎさん、素敵な大根ですね!」とか……。
貼り方が自由なので、お話はカオスです。
親の力が試されている気がします。
ほんと、子どもっておもしろいですよね。
みなさんもお子さんとシールブック楽しんでみてくださいね。