【図解】オムツをしている子どもの採尿(検尿・尿検査)の取り方(女の子)
まだオムツをしている幼児の尿検査をするよう言われ、困惑している親のみなさん、こんにちは。
その困惑、わかります。
うちも1歳で保育園から尿検査の指示を受けたとき、思わず「え、どうやって!?」と驚きの声が出てしまいました。
この記事では我が家流のオムツ幼児(女の子)の尿検査方法をご紹介します。
オムツをしている幼児の採尿方法
【準備】オムツに「ラップ・脱脂綿」を仕込む
ご紹介する方法は、採尿ツールが「脱脂綿」の前提です。
1.「ラップ」「脱脂綿」「両面テープ」を準備します。
2.まず、オムツを表裏にひっくり返します。
脱脂綿より大きいサイズにカットしたラップを用意します。ひっくり返したオムツの股部分に中心が合うようにラップを両面テープで貼り付けます。剥がれやすいので、両面テープは適宜増やして貼ってください。
ラップを貼る理由は、尿がオムツに吸収されるのを防いで、ちゃんと脱脂綿に吸収されるようにするためです。
3.ラップの上に、両面テープで脱脂綿を貼ります。
我が家は女の子なので、股部分が中心になるように貼ります。(男の子なら前の方に貼ればいいのではないかと思います。)
脱脂綿は、ある程度厚みがあり、大人の手のひらくらいあれば1枚でも大丈夫ですが、化粧用コットンパフのように小さければ、ずらしながら重ねたものを両面テープで留めて、長さを出した方がいいかと思います。あまり小さすぎたり薄すぎる脱脂綿は吸収力に不安があるので、ある程度の大きさ・厚みは必要です。
4.ラップや脱脂綿が外れないようにオムツをそっとひっくり返して、仕込みは完了!
【決行】仕込みオムツをはかせるのは熟睡してから
我が子はオムツをはいたときの感覚に敏感で、違和感があるとかなりうるさいタイプです。お尻の外側についているテープでさえ、質感や硬さが気に入らないようで、よくテープをむしり取るように言ってきます。
外側なのに、なぜ!?使用後にテープでまとめられないので地味に困ります……。
普段がそんな感じなので、ラップと脱脂綿を仕込んだオムツを、起きているときにはかせるのはまず無理です。
仕込みオムツをはかせるなら、就寝後しばらく経って熟睡してから!
これがポイントです。
【仕上げ】脱脂綿を絞って採尿
さて、無事に仕込みオムツをはかせて一晩を過ごした翌朝、最後の仕上げです。
オムツを外したら、そっと脱脂綿を剥がし、手で絞ります。
必要ならビニール手袋を使ってください。
いきなり細い提出用容器に絞るのはせっかくの採尿を無駄にするリスクがあるので、まずは紙コップなどの口の広いものに絞り、そこから提出用容器に移しましょう。
以上です。おつかれさまでした。
我が家の失敗例
最後に我が家の失敗もご紹介します。
面倒くささもあり、大きなラップをそのまま貼り付けたら、オムツをはかせるときの摩擦で、ラップがくるくると丸まって脱脂綿ごと外れてしまいました。
ラップを脱脂綿より一回り大きい程度に、かつ余計なはみ出し部分をきれいにカットして、再度チャレンジしたら大丈夫でした。
ラップはあまり大き過ぎても、また、はみ出し過ぎても、よくないようです。面倒くさがらず丁寧にやってください。
以上、オムツをしてる幼児の採尿を前に緊張している親のみなさんに役立てば幸いです。
ちなみに、失敗したら別の日にやり直せばいいだけなので、あまり恐れずに、気楽にやってみてくださいね。